ご挨拶
 こんにちは、上沢校校長です。塾生はだいたい「のもせん」と呼んでくれます。
「先に生きている」と書いて「先生」ですね、先に生きてた分、生徒たちの役に立てるよう日々研鑚を積んでおります。
 さて、話は変わりますが、(残念?なことに)学歴社会、大学のブランドで一生生きていける時代は終わっていまいました。グローバル化が進み、日本にいても国際競争にさらされる時代に必要な力とは、何でしょうか?


≪「教えない」こと「たくさん間違えさせる」ことが子供を成長させる。≫

「30÷5はいくつかな。」
 小学生高学年にもなれば、大体の子は「6!」即答しますね。
でも、同じ子に
「30cmのフランスパンを5人に平等に分けるには、何cmずつ切ればいいかな。」
 と聞くと
「???」
 えって思うかもしれませんが結構あるんですよ。
 でも、わからないから、間違えたから、といって答えを教えてはいけません。正解を自分で見つけるまで、色んな数字を入れて試させることが大事です。答えを教えるのではなく、自分で学ぶヒントをあげる。
 それが、のもせんのこだわりです。


≪「学ぶ力」が「生きる力」になる≫

 ここで言う学(ぶ)力とは、知識の量のことではありません。
「学ぶ力」とは、
・調べる(情報を読み取る)力
・考える(知識を生かす)力
です。
(30÷5=6という知識はあるけれど、その知識を生かす力がまだ付いていないのが、先程の例です。)
 わからなければ、資料を調べる。図を描く。絵を描く。表にしてみる。色んなことをやってみる。教わるのを待つ勉強ではなく、自立して学ぶ力を鍛える。
 生きるということは毎日が未知との遭遇であり、間違いの連続です。そこで立ちすくむことなく前に進む力、それが本当の学力です。


≪「勉強」は一瞬、「学ぶ」は一生≫

 「強いて勉める」と書きますね。勉強が知識を詰め込むことだとすれば、人が人生の中で費やすのはごくわずかの時間でしかありません。しかし、学ぶという作業は死ぬまで続きます。
 一瞬に全力を尽くす。がんばれば、出来ます。でも、それが一生と言われたら、続きませんよね。
そう、楽しくなくっちゃ続かないんです。
 より、多く学べる人になれば、より豊かな人生を送れる。
「ぶんぷれっぷ」で楽しく学ぶを体験しましょう。